GMOとくとくBB WiMAXの料金やキャンペーン内容と申し込み前の注意点を解説
GMOとくとくBB WiMAXは、GMOインターネット株式会社が運営する、WiMAXのプロバイダです。
GMOのWiMAXと言えば、全てのプロバイダの中で、最高額のキャッシュバックキャンペーンを開催していて、常に業界最安値を走り続けていることで知られています。
ただ、あまりにもキャッシュバック金額が高額なので、申し込み前に不安を感じるユーザーが少なくないのも事実です。
『キャッシュバックをもらえなかった』『解約しようとすると高額な違約金を請求された』『利用者を騙す詐欺だ』と酷い評判をネットで見かけることもあります。
ですが、決してそういうことではなく、申し込み前にGMOとくとくBB WiMAXのことを知っていれば、普通に契約してキャッシュバックを受け取り、解約するまで問題なく利用することができます。
せっかくお得なプロバイダなのに、利用しないのは本当に勿体無いと思うので、ここではGMOとくとくBBの特徴や、料金・キャンペーンの内容・申し込み前の注意点を詳しく解説したいと思います。
GMOとくとくBB WiMAXって?
GMOとくとくBB WiMAXは、GMOインターネット株式会社が運営するWiMAXのプロバイダです。
GMOは、WiMAXの他にも、光回線や格安SIMなどのインターネット通信サービスを行なっています。
その他にも、ドメインやサーバーなどインターネットに関わる事業を幅広く展開している会社で、一部上場も果たしているので、WiMAXプロバイダの中では、比較的大きな会社が運営していると言えるでしょう。
WiMAXに限らず、安さを前面に押し出していることが多いので、WiMAX以外のキャンペーンでも名前を目にすることも多いのではないでしょうか?
GMOとくとくBBのキャンペーンについて
GMOとくとくBBと言えば、その特徴的なキャンペーン内容です。
主なキャンペーンとしては、以下の2つのキャンペーンに分けられます。
おそらく、どのプロバイダにも絶対に負けないということを意識していて、キャッシュバックでは必ずどのプロバイダよりも高額に設定してきますし、月額料金の割引もどこよりも安く設定してきます。
最近ではGMOに追随するプロバイダは少なくなってきましたが、過去にSo-netやNiftyとキャッシュバック金額で競い合っている時期があり、他プロバイダのキャッシュバック金額を見て、GMOが即座にその金額を上回るキャッシュバック金額に修正してくるということがありました。
WiMAXが2年契約から3年契約に移行し、さらにキャッシュバックの金額が上がっていきましたが、GMOのそういった姿勢を見て、他のプロバイダは競争するのをやめたように見えます。
月額料金の割引でも、同じように他社より1円でも安い料金に変えてくるので、こちらでも業界最安値を独走しているという状態です。
GMOとくとくBBの料金プラン
GMOとくとくBBには、月に使える通信量に応じて、2つのプランが用意されています。
- 通常プラン : 3.609円
- ギガ放題プラン : 4,263円
通常プランは月に使えるデータ通信量が少なく、ギガ放題プランでは月の通信量が使い放題になっています。
通常プランの方が月額料金は安いですが、WiMAXの魅力は使い放題のデータ通信なので、ギガ放題プランが圧倒的に人気を集めています。
通常プランは通信容量が7GBまで
GMOとくとくBB WiMAXの通常プランは、月に使える高速通信の容量が7GBまでのプランで、月額料金は3,609円です。
SNSやメール・Webサイトを見たりする分には、7GBあれば十分ですが、動画や音楽の視聴をすると、7GBはあっという間に使ってしまいます。
7GBを超えてしまうと、通信速度が128Kbpsまで落ちてしまうので、制限時の速度はWebサイトを開くのも時間がかかり、ストレスを感じる速度です。
7GBまでに通信量を抑えられるなら良いのですが、このプランならわざわざWiMAXを選ばなくても良いのかなと思います。
月に+600円程度で月の容量が無制限になるので、コストパフォーマンスで見ても次にご紹介するギガ放題プランの方がおすすめです。
ギガ放題プランは月の通信容量が無制限
ギガ放題プランは、通常プランとは違い、月に使える高速通信の容量が無制限に使えるプランで、月額料金は4,263円です。
通常プランと比較して600円程度でギガ放題にアップグレードできるので、ギガ単位のコストパフォーマンスは、ギガ放題プランの方が圧倒的に優れています。
注意点としては、ギガ放題プランには3日で10GBという速度制限があることです。
とはいえ制限時の速度は通常プランとは異なり、制限時でも1Mbps程度の速度が出ますし、翌日には高速通信に戻るので、実質的には使い放題のようなものだと思って良いでしょう。
これがGMOとくとくBBでWiMAXを契約するユーザーの大半がギガ放題プランで契約する理由です。
ギガ放題から通常プランへの機種変更はいつでも可能ですし、契約から2ヶ月間は通常プランの料金でギガ放題プランが使えるので、申し込み時はギガ放題プランで申し込みをしておいて、思ったよりも使わないと感じたら、通常プランに戻すという使い方もおすすめです。
GMOとくとくBB WiMAXの契約期間は?
GMOとくとくBBは、他のプロバイダにはない2年プランの取り扱いがあるプロバイダで、現在は2年プラン・3年プランどちらも選べる状態になっています。
GMOとくとくBBの2年プラン
GMOとくとくBBの2年プランは、WXシリーズ以外の端末を選んだ場合のみ申し込みができるプランです。
キャッシュバックキャンペーンでも、月額割引キャンペーンでも2年プランが選べます。
契約期間が短いというメリットはありますが、3年プランに比べてキャッシュバックも月額割引の料金も少ないという点には注意が必要です。
現在のWiMAXは3年プランが標準になりつつあるので、GMOとくとくBBの2年プランはいつ終了するか分からないという状況です。
WiMAXを契約したいけれど、契約期間が短い方が良いという場合は、2年プランがあるうちに申し込みをしておきましょう。
GMOとくとくBBの3年プラン
GMOとくとくBBの3年プランは、全ての機種が対応で、月額1,005円のLTEオプションが無料になるプランです。
3年プランもキャッシュバックキャンペーン・月額料金割引のどちらからでも申し込みが可能になっています。
契約期間が長いというデメリットはありますが、キャッシュバックの金額も月額料金割引の金額も2年プランに比べて大きいので、安く契約するなら3年プランの方がお得です。
GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンを解説
GMOとくとくBBで圧倒的に人気なのが、このキャッシュバックキャンペーンです。
選ぶプランや端末、契約する時期によってもらえる金額は違いますが、最近では30,000円から40,000円の幅で推移しています。
当然ですが、2年プランよりも3年プランの方がキャッシュバックでもらえる金額は大きくなります。
キャッシュバックは、申し込みから11ヶ月から12ヶ月後に指定した口座に現金が振り込まれる現金キャッシュバックです。
ポイントなどでのキャッシュバックではないのが嬉しいポイントですね。
GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックキャンペーンの内容を徹底解説
キャッシュバック受け取りの流れと条件
- [gmo1]キャンペーンページから申し込み[/gmo1]
- 契約から11ヶ月後に届くメールから申請手続き
- 口座にキャッシュバック金額振込
GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックキャンペーン適用までの流れは、そんなに複雑ではありません。
ただ、申し込みから11ヶ月後にGMOのメールアドレスにキャッシュバックの受け取り手続き案内が届くので、メールを見逃さないように注意が必要です。
GMOに関してはキャッシュバックを受け取れなかったというレビューを見かけますが、ほとんどの場合はこのメールを見逃してしまうことが原因です。
これさえ忘れなければ、キャッシュバックは確実に受け取ることができます。
受け取りの条件としては、キャッシュバックキャンペーンの適用が1人1回だけなので、2回目以降の場合は他のプロバイダで申し込むことをおすすめします。
GMOとくとくBBの月額割引キャンペーンを解説
GMOとくとくBBのもう1つのキャンペーンが、月額料金割引です。
このキャンペーンは、キャッシュバックがもらえない代わりに、大幅に月額料金を割引してくれるので、毎月の支払いを少なくしたいというユーザーに人気です。
キャッシュバックキャンペーンは1度しか申し込めないのに対して、月額割引は2回目以降も申し込みが可能なことも大きな特徴の1つです。
GMOとくとくBBの月額割引キャンペーンって?料金や特徴を徹底解説!
月額割引キャンペーンの料金
期間 | 2ヶ月 | 24ヶ月 | 36ヶ月 |
---|---|---|---|
2年 | 2,590円 | 3,344円 | 4,263円 |
3年 | 2,170円 | 3,260円 | 3,260円 |
GMOとくとくBB WiMAXの月額料金割引キャンペーンの料金は、上のようになります。
通常のギガ放題の料金と比較すると、2年間は1,000円以上安く利用できるという内容になっています。
月額料金割引にも、2年プランと3年プランがあり、3年プランを選んだ方が、月額料金の割引額が大きくなります。
契約期間が短い方が良いという場合は、2年プランを選び、支払いを安くしたいという場合は、3年プランを選ぶのがおすすめです。
GMOとくとくBBの取り扱い機種
GMOとくとくBBには、常に最新の端末と1つ前の端末が販売されています。
基本的には、旧端末の方がキャッシュバックの金額が大きくなっていることが多いのですが、月額料金はどの端末を選んでも変わりません。
WiMAXルーターを販売している会社は、NECとHuaweiの2社だけなので、元々種類が多いわけではありませんが、GMOは過去の端末も取り扱いがあるため、他のプロバイダよりも取り扱い端末が多くなっています。
Speed WiFi Next W05
W05は、現在販売されているWiMAXルーターの中で最もおすすめな端末です。
キャッシュバック金額は異なりますが、2年プランと3年プランが選べる端末であることと、WX04と比較して不具合レビューがないことで人気を集めています。
3年プランでは無料のau 4G LTEオプションを利用することで、下り最大758Mbpsの通信速度を実現していて、光回線にも劣らない速度で通信が可能です。
最新端末なのに、キャッシュバックの金額が高額なのもポイントで、現在モバイル型のルーターを選ぶなら、このW05一択になるでしょう。
Bluetoothでの通信や連続10時間使用可能なバッテリーなど、モバイルルーターとしての基本的な機能も必要十分に備えています。
Speed WiFi Next WX04
発売するたびに人気を集める国産ルーターのWXシリーズ最新機種がWX04です。
WX04は2年プランがなく、3年プラン限定で販売されている端末です。
発売当初は、HuaweiのW05より人気を集めていたのですが、購入者のレビューから初期費用・不具合報告が寄せられ、スペックよりも動作不良が知られているので、契約をおすすめしない端末です。
小型・軽量でバッテリーの持続時間もW05より長いのですが、動作が不安定であればせっかくのハイスペックも無駄になってしまいます。
現状では修理も不可能な状態とのことで、不具合がでる度に新品と交換になるようです。
運よくあたりを引けば問題なく使えるとのことなのですが、なんども交換になるというのはとてもストレスですし、何より使いたいときに使えないのは致命的です。
WXシリーズには、次回のWX05に期待するしかありません。
Speed WiFi Home L01s
L01sは、他の機種とは異なり、自宅やオフィスで固定回線のように使う据え置き型のホームルーターです。
バッテリーを搭載していないので、利用する際はACアダプターをコンセントに繋いで通信するという仕様になっています。
しかし、その分WiFiや電波が強化されていて、広い範囲でWiMAXの電波を届けることができます。
モバイルルータータイプだと、自宅で利用しても届かない場所が出てきて、拡張機などを用意する必要があるのですが、ホームルーターの場合は不要です。
持ち運びをするならモバイルルーター一択ですが、WiMAXを外で使う予定がなく、自宅の固定回線として利用したいという場合は、最適なルーターです。
ホームルータータイプは、Huaweiから1機種しか販売されていないのですが、WiMAXを自宅利用するユーザーは案外多く、常に安定した人気を集めています。
GMOとくとくBB WiMAXのオプションについて
auスマートバリューmine
auスマートバリューmineは、WiMAXを契約するとauスマホの利用料金から最大1,000円の割引が受けられるオプションです。
WiMAXプロバイダの中には、スマートバリューに対応していない所もあるのですが、GMOとくとくBBはお得なキャンペーンにプラスしてauスマートバリューが受けられるので、auユーザーにはさらに魅力的なプロバイダです。
auスマートバリューの申請や手続き方法、割引される料金などは、こちらの記事をご覧ください。
GMOとくとくBB WiMAXでauスマートバリューって使える?割引の内容や利用方法を解説
安心サポートと安心サポートワイド
GMOとくとくBB WiMAXの機器保証・修理サービスとして、安心サポートと安心サポートワイドが用意されています。
- 安心サポート : 300円/月
- 安心サポートワイド : 500円月
どちらのオプションも、WiMAXの申し込み時しかつけることができないオプションになっています。
また、安心サポートに関しては最初から加入した状態になっているのですが、最大2ヶ月間は無料で利用できるようになっています。
不要な場合は、無料期間のうちに解約するようにしましょう。
安心サポートと安心サポートワイドの違いは、水濡れに対して修理保証があるかどうかという点です。
どちらに加入していても、正常な利用の範囲で故障した場合にのみ、無償修理に対応してくれます。
個人的にはWiMAXの端末はそんなに壊れるものではないので、サポートはすぐに解約してしまいました。
解約を忘れてしまうと、毎月300円を支払うことになるので、安心サポートが不要だという場合は早めに解約してしまいましょう。
公衆無線LAN
公衆無線LANオプションは、安心サポートと同じく申し込み時に同時加入されているオプションです。
月額362円で、Wi2やUQ WiFiといった公衆無線LAN接続サービスを利用できるというオプションです。
最大2ヶ月間無料なので、このオプションも不要だという場合は、早めに解約してしまいましょう。
公衆無線LANに関しては、使えたら便利だなと思う場面はありますが、WiMAXルーターを持ち運んでいれば、WiMAXで通信が可能なので、利用頻度は少ないのではないでしょうか。
現在は、3年プランでLTEオプションが無料になっているので、LTE通信を使えばほとんどのエリアで通信が可能になっています。
このオプションも利用しないと思ったので、すぐにマイページから解約をしてしまいました。
GMOとくとくBBの公衆無線LANオプションは必要?月額料金や注意点をチェック
GMOとくとくBB WiMAXの解約について
GMOとくとくBBの解約については、更新月であればWebのマイページから簡単に手続きが可能です。
ただし、更新月以外での解約では、契約期間に応じて解約違約金が必要になるのと、解約の申請ボタンが表示されず、Webからの解約手続きができません。
20日以内なら違約金無料で解約が可能
GMOとくとくBB WiMAXは、端末の到着から20日以内であれば、違約金不要で解約が可能です。
インターネット接続サービスには、初期契約解除を可能にすることが義務付けられていますが、GMOとくとくBBは、違約金無料で解約できる期間が他のプロバイダに比べて長く設定されています。
20日であれば、十分に通信速度やエリアの確認など、長くWiMAXを使うために納得するまでお試しすることができます。
ただし、申し込み前のピンポイントエリア判定で『○』が表示されている場合のみ適用で、最初からエリアの範囲外なのに契約して、20日以内で無料キャンセルするというのは不可能です。
申し込みの前に、ピンポイントエリア判定で利用する場所をしっかり確認しておきましょう。
解約違約金
GMOとくとくBBは、更新月以外の解約で解約違約金が必要になります。
更新月で違約金なしで解約するのが一番お得ですが、プロバイダに不満がある場合や、WiMAXを利用しなくなったなどの理由だと、不満があるまま使い続けるよりも、解約してしまった方が良い場合もあるでしょう。
解約違約金は、契約した際に利用したキャンペーンや、契約期間によって異なります。
違約金はキャッシュバックキャンペーンを利用した場合がもっとも高く、24ヶ月以内の解約で24,800円が必要です。
お得なキャッシュバックキャンペーンですが、解約した場合の負担も大きいので、契約する前に解約する可能性がないか、よく考えて契約しましょう。
更新月を越えると、9,500円まで違約金が下がるので、やはり契約更新月までは契約しておきたいですね。
解約の手続き
GMOとくとくBB WiMAXの解約手続きは、更新月であればBB Naviから簡単に手続きが可能です。
ログインIDとパスワードを入力して、BB Naviに入ると、更新月であれば『解約』というボタンがクリック可能な状態になっています。
GMOとくとくBB WiMAXの解約方法がわかりにくいと言われているのは、更新月以外でこのボタンが押せなくなっているからです。
更新月以外の解約では違約金の支払いも必要になるので、サポートから解約するようにしましょう。