GMOとくとくBBでWiMAXを解約する方法は、解約時期によって異なります。
違約金なしで解約できる更新月では解約手続きが簡単なのですが、更新月以外の場合はWebからの解約手続きができないので注意が必要です。
また、解約後の端末やSIMカードの返送についてなど、対応がプロバイダによって違うので、解約前にしっかり確認しておくことが大切です。
GMOとくとくBB WiMAXを解約する手順
- BB Naviにログインする
- 更新月を確認する
- 解約手続きをする
- SIMカードを返送する
GMOとくとくBBの解約手続きは、ざっくりと上の手順で行います。
解約手続きを進めて行く途中で、『無料で機種変更ができます』という案内が出てきますが、気に留めずに解約を進めていきましょう。
BB Naviにログインする
更新月であっても、そうでなくても、まずはGMOとくとくBBのBB Naviにログインします。
BB NaviのURLはこちら。
アクセスしたら、ログインIDとパスワードを入力してログインします。
ログインIDとパスワードは、GMOとくとくBBで申し込みをした後に、表示される画面や、契約後に送付される書類に記載されています。
キャッシュバックの受け取り手続き以外の時には、なかなか見ない画面なので、契約する際にしっかりメモに残しておくと、こういう時に困りませんね。
私の場合は、忘れないように、申し込みをした後の完了画面をキャプチャして、iPhoneのメモ帳に貼っておきました。
契約更新月を確認する
BB Naviにログインできたら、『現在ご利用中のサービス確認』という項目を確認します。
ここで、現在契約中のWiMAX更新月がいつなのかが分かります。
ここで、契約更新月と表示されている月の20日までに解約手続きを済ませれば、違約金なしで解約ができます。
GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンを利用して申し込みをした場合は、1ヶ月〜24ヶ月までの解約は、違約金が24,800円必要ですが、更新月なら無料です。
また、もし更新月を逃してしまったら、25ヶ月目以降は9,500円の違約金が必要です。
解約は、なんとしてでも更新月を狙って、20日までに手続きをしておきたいですね。
ちなみに、GMOとくとくBBの月額料金割引キャンペーンで申し込みをした場合の違約金は、1〜12ヶ月まで19,000円で、13ヶ月〜24ヶ月は13,000円、更新月以外は9,500円です。
比較すると、キャッシュバックキャンペーンを利用した方が、解約違約金が高めに設定されているので、キャッシュバックキャンペーンの場合は、なおさら違約金に注意しましょう。
更新月に解約する場合
GMOとくとくBBを24ヶ月間、または36ヶ月間利用して、契約更新月に解約する場合は、違約金も必要ない上に、解約手続きもとても簡単です。
BB Naviにログインした画面で、『サービス・オプションの削除・解除』という項目に入ると、画面の最下部に『GMOとくとくBBの解約』という項目があり、解約メニューのボタンが表示されています。
解約ボタンを押せば、アンケート画面に移り、アンケートに答えて送信すると、解約手続きに進めます。
解約は更新月の20日にまでに手続きをすれば、その月の末で契約が終了します。
日割りはないので、他のプロバイダへの乗り換えや、他の回線を利用する場合でもしっかり月末まで使い切れる様に、乗り換え先の開通日を調整しましょう。
端末は契約時にキャンペーンにより無料でしたが、これはレンタルではなく買い取った形になっているので、返却の必要はありません。
ただ、WiMAXのルーターの中に入っているSIMカードは返却が必要で、返却を忘れると損害金3,000円を支払う必要があるので、忘れずに返却しましょう。
更新月以外に解約する場合
GMOとくとくBBのサービスに不満がある、どうしても新しい端末やプロバイダで契約をし直したくなったという場合、またはうっかり更新月を過ぎて契約してしまったという場合は、更新月以外でも解約が可能です。
ただし、下記の通り違約金が必要です。
- 24ヶ月まで : 24,800円
- 26ヶ月以降の更新月以外 : 9,500円
これは契約した際に利用したキャンペーンが、キャッシュバックか月額割引かで異なるので、詳しくはサポートセンターから解約手続きをする際に、問い合わせてみましょう。
もし、キャッシュバックキャンペーンで申し込んでいる場合、更新月以外の解約でもできれば契約から11ヶ月後にもらえるキャッシュバックを受け取ってからの方が、金銭的な負担は少なくて済みます。
GMOとくとくBBに不満がある場合でも、なんとかキャッシュバックが振込みされるまで、耐えた方が良いでしょう。
また、更新月以外の解約は、BB Naviの『サービス削除・解約』のページに、解約のボタンが表示されないか、表示されていても押せない様になっています。
『解約ボタンが表示されない場合はこちら』というリンクをクリックすると、現在の解約が更新月に満たないというメッセージが表示されます。
それでも解約する場合は、お客様サポートセンターから連絡をして、解約手続きをすることになります。
お客様サポートセンターのリンクはこちら。
https://help.gmobb.jp/app/ask/
あとは、サポートセンターとのやりとりになるので、更新月での解約に比べると、とても手間がかかります。
解約違約金を負担してくれるプロバイダ
ここで1つチェックしておきたいのが、解約違約金を負担してくれるBroad WiMAXの存在です。
Broad WiMAXは、GMOとくとくBBと同じWiMAX回線を販売するプロバイダなのですが、その中で唯一、他社から乗り換えで解約違約金を負担してくれるキャンペーンを行なっています。
負担してくれる金額は19,000円までなので、違約金の最高額である24,800円全額というわけにはいきませんが、全額支払うことを考えると、はるかに負担は少なくなります。
もしキャッシュバックを受け取ったあとでの解約なら、キャッシュバックと合わせて違約金は実質0円になります。
やむなくGMOとくとくBBを更新月以外で解約する場合、そしてその後も別のプロバイダでWiMAXを利用する場合は、おすすめのプロバイダです。
違約金の負担は、Broad WiMAXの申し込みが完了後、違約金の請求書をBroad WiMAXに提出することで振込み手続きを進めてくれます。
解約後のSIMカード返送
更新月・更新月以外の解約、どちらの場合でも端末の返却は不要ですが、SIMカードはレンタル扱いになるので、GMOとくとくBBに返却する必要があります。
これは、格安SIMなどの解約でも同じ手続きが必要です。
WiMAXルーター本体から、SIMカードを取り出し、それを封筒の中に入れ、GMOとくとくBBに指定された返送先まで送付します。
解約から1ヶ月以内に返送が確認されないと、違約金3,000円が必要なので、これも忘れずに送る様にしましょう。
これでGMOとくとくBBの解約は完了です。
GMOとくとくBBの解約手続きと注意点のまとめ
GMOとくとくBBは、最高額キャッシュバックキャンペーンを開催するお得なプロバイダです。
キャッシュバックを確実に受け取り、更新月を忘れずに解約手続きができれば、これ以上お得なプロバイダはないのは確かですが、解約に関しては不満の声が聞こえるプロバイダです。
特に更新月以外の解約手続きは、サポートセンターへの電話はつながりにくいですし、Webからの解約が不可能という時点で手間は大きくかかってしまいます。
安さが魅力で契約する人が多いのですが、契約するなら絶対に更新月まで利用しないと、後から大変な思いをします。
どちらにしても、キャッシュバックキャンペーンは1人1回しか利用できないので、解約手続きをするのも1回だけですが、スムーズに解約までを終えられる様にしたいですね。