WiMAXは月の通信容量に制限がない、モバイルデータ通信サービスです。
ポケットWiFiや格安SIMなどと比較しても、使い勝手が良いので、人によっては光回線などの代わりに使うことも可能です。
とはいえ、やはりメリットがあればデメリットもあるもので、人によって向き不向きがあるサービスでもあります。
このページでは、8年間WiMAXを使ってみて感じたメリットとデメリットをまとめてご紹介したいと思います。
WiMAXからWiMAX2+への移行も経験しましたし、無制限から3日で10GB制限への移行も経験したので、WiMAXの契約を考えている方には、役立つまとめになっていると思います。
はじめてWiMAXを契約してからこれまで
メリットとデメリットを語る上で、最初のこれまでのWiMAX遍歴というか、使ってきた背景について少し触れてみたいと思います。
初めてWiMAXを契約したのはBic WiMAXで、その後So-net WiMAX→ラクーポン WiMAX→GMOとくとくBBと、4社でWiMAXを契約してきました。
仕事の関係上、固定回線を併用して契約している時期もありましたが、ほぼ通信はWiMAXに任せているという状況で使ってきました。
WiMAXからWiMAX2+で速度と料金が変化
契約した当初は、WiMAXは最大速度が40Mbpsの通信速度で、通信制限が全くない通信サービスでした。
しかし、現在ではWiMAX2+に移行し、最大速度が10倍の440Mbpsになった代わりに、3日で10GBの速度制限が設けられました。
また通常プランとギガ放題プランの2つの料金プランが登場し、月の通信を使い放題にするにはギガ放題プランしか選択肢がない等のが現状です。
とはいえ、サービスが改悪した訳ではなく、料金が高くなったギガ放題プランも、プロバイダのキャンペーンを利用すれば、安く利用できますし、速度制限といっても、他のモバイルデータ通信と比較すると規制が緩いので、やはり今でもWiMAXを選んで使い続けています。
40Mbpsでもノーリミットモードがあった過去と、440Mbpsでも速度制限が設けられた現在では少し状況は違いますが、そういった点も含めてメリットとデメリットについてみていきましょう。
WiMAXのメリットとデメリット
少し前置きが長くなりましが、WiMAXのメリットとデメリットをまとめていきましょう。
まずはそれぞれについてざっとあげていくと、以下のようになります。
WiMAXのメリット
- 月の通信に制限がない
- 光回線の代わりになる
- 契約が簡単ですぐに使える
- 外でも好きなだけネットが使える
- 引越し先でもすぐに使える
- 料金が安い
WiMAXのデメリット
- 電波が届きにくい場所がある
- オンラインゲームには注意
- 3日で10GBの速度制限がある
WiMAXはこんな人に最適!メリットの解説
家でも外でもパケット通信を好きなだけ使える
WiMAXのメリットを一言で言うなら、月に100GB以上の高速通信が家の中でも外でもできるという点です。
確かに3日で10GBの速度制限はありますが、それも18:00 – 2:00までの限定的なもので、制限中も1Mbpsの通信が可能です。
これくらいの容量が使えると、仕事やそれ以外でもほとんどの通信がWiMAXでまかなえてしまいます。
スマホのパケット通信の容量はできるだけ少なくして、月々の支払いを抑えて、通信の大部分をWiMAXに任せてしまえば、スマホの大容量パケット通信に数千円を支払う必要がありません。
もちろん、通信速度も高速なので、動画も音楽もストレスなく視聴することができます。
固定回線の置き換えに使うことも可能
WiMAXは、その大容量通信から、光回線やADSLの代わりに利用することもできます。
家族全員がスマホを持っていて、それぞれがWiFi接続をして…という使い方は流石に難しいですが、1人〜2人がインターネットを利用するくらいなら、WiMAX1台で全く問題ありません。
固定回線の代わりにWiMAXを利用すると、引越しで回線工事が必要といった手間もありませんし、外出時はWiMAXルーターを持ち運べば、外でも自宅と同じように利用することができます。
固定回線だと、自宅の外に出てしまえば全く利用することができませんが、WiMAXは場所にとらわれずに高速通信が楽しめるのが最大のメリットです。
プロバイダ料金が不要なので料金もお得
WiMAXは、WiMAXの月額利用料だけを支払うシンプルな料金体系なので、表示されている以外の料金は一切不要です。
また、プロバイダのキャンペーンを利用することで、月々の利用料は4,000円以内で利用することもできるので、料金面でもメリットがあります。
固定回線と比較しても安いですし、スマホのパケット通信容量を増やしたり、プランを変更するよりもお得です。
WiMAXはこんな人には不向き!デメリットの解説
山間部や地下では電波が不安定
WiMAXは人口カバー率こそ増えているものの、電波の特性上、障害物を回り込みにくいというデメリットがあります。
そのため、建物の中や地下に入ると電波が悪くなり、満足な通信ができなくなることもしばしば。
家の中でさえ、場所によっては電波のアンテナが少なくなってしまうこともあります。
そういった時は窓際に設置すれば解消するのですが、やはり快適に利用するには一工夫が必要です。
スマホの電波と同じくらいと考えている方は、少し注意した方が良いでしょう。
また、電車で長距離を移動中の場合は必ず山間部を通ると思いますが、そういった場所では電波が届かないこともあります。
常時接続が必要な作業などは、移動中にしないなど、やはり使い方に工夫が必要です。
3日で10GBまでの速度制限があるのでゲームには注意
WiMAXはギガ放題プランにすれば、月の通信容量は無制限です。
しかし、3日で10GB以上のパケット通信をすると、通信速度が1Mbpsに制限されてしまいます。
速度制限は、翌日の18:00から2:00までですし、それ以外の時間は10GBを超えても、通常通り高速通信ができるので、スマホのパケ死のような状況ではないのが救いです。
また、制限されていても1Mbpsの速度は出るので、YoutubeやAmazon Primeなどの動画は問題なく視聴できます。
ただし、オンラインゲームには注意が必要です。
スマホのゲーム程度なら問題ありませんが、通信対戦を行うオンラインゲームなどでは、快適にプレイできる通信速度が5Mbps以上というものもあります。
そういった場合は、速度制限中の18:00から2:00は快適にプレイできないと思っておいたほうが良いでしょう。
とはいえ、3日で10GBをしようと思うと、相当な通信量なので、自宅でそこまでの大容量通信を行うのであれば、大人行く光回線を契約しておくのがおすすめです。
こうしたヘビーユーザーでなければ、ほとんどの場合、家の通信も外の通信もWiMAX1台でまかなえるはずです。
WiMAXのメリットとデメリットのまとめ
ここまでご紹介したように、WiMAXには高速で大容量の通信が家の中でも外でも使えるというメリットがあります。
デメリットは、一部で電波が届きにくいという点と、あまりにもヘビーに使うと速度制限がかかるという点です。
日常でどこまでの通信が必要なのかにもよりますが、日中は仕事や学校で家に帰ってから動画やオンラインゲームを楽しむという使い方なら、全く問題なくWiMAXでこなせます。
最近では、光回線の速度遅延が目立っているので、反対にモバイル回線であるWiMAXの方が、通信速度が早いといった例もあるくらいです。
わざわざ固定回線を申し込んで工事をして…といった手順のいらないWiMAXで、ここまで使えるとなると、ほとんどの方がWiMAXのメリットの方が上回るのではないでしょうか。