Broad WiMAXは、月額料金が安いWiMAXプロバイダですが、メリットがあれば当然デメリットもあります。
条件が合えば、とてもおすすめできるプロバイダですが、条件が合わずBroad WiMAXのメリットを享受できない場合は、迷わず他のプロバイダを選ぶべきでしょう。
ここでは、Broad WiMAXのメリットとデメリットについてまとめているので、Broad WiMAXの申し込みの前に、チェックしてみて下さい。
Broad WiMAXがおすすめな人とそうでない人
Broad WiMAXは、UQ WiMAXなどと比較して、月額料金が安くなっている代わりに、18,875円の初期費用が必要です。
これだけだと、月額料金の割引と初期費用が相殺されて、大してお得なプロバイダではありません。
しかし、Broad WiMAXには、条件付きでこの初期費用が無料になるキャンペーンを開催している期間があり、これに当てはまる人にとっては、とてもお得なプロバイダになります。
- Webからの申し込み
- クレジットカードでの支払い
- 月額最安プランを選択
- オプションの加入(後で解約可能)
上記が、初期費用無料キャンペーンが適用される条件なので、これらをクリアできる場合は基本的にはメリットの方が多くなります。
ただ、口座振替を希望する場合や、auスマホ割プランを選択したいという場合は、キャンペーンの適用とならないので、評価が分かれる所になります。
ここからは、それぞれのメリットとデメリットについて詳しくみていきましょう。
Broad WiMAXのメリット
まずは、Broad WiMAXのメリットから。
最初に触れたキャンペーン利用での月額料金割引が最大のメリットですが、その他のメリットも一緒にまとめてみましょう。
月額料金がとにかく安い
プロバイダ | 7GB | ギガ放題 |
---|---|---|
Broad WiMAX | 2,726円 | 3,411円 |
UQ WiMAX | 3,696円 | 4,380円 |
Broad WiMAXの最大のメリットである月額料金を、WiMAXの公式プロバイダであるUQ WiMAXと比較すると、上の表のように1,000円近く月額料金が割引されているのが分かります。
キャッシュバックではなく最初から割引
WiMAXプロバイダの中には、30,000円キャッシュバック!のように、契約後にもらえるキャッシュバックで割引を行なっているプロバイダが多くあります。
これらのプロバイダの多くが、契約後10ヶ月〜12ヶ月にキャッシュバックの受け取り手続きを必要としていて、キャッシュバックのもらい忘れや、手続きの不備で受け取ることができないという事態が起こっています。
もちろん、どのプロバイダもユーザーを騙している訳ではないので、きちんとキャッシュバックの申請と手続きを行えば受け取れるのですが、煩わしさがあるのは間違いありません。
その点、Broad WiMAXなら、キャッシュバックなどの受け取りがないため、最初から割引がされた状態で利用を開始することができます。
8日以内ならキャンセルが可能
Broad WiMAXは、WiMAXを使ってみて、万が一電波や通信に不満がある場合は、8日以内なら契約のキャンセルに対応しています。
WiMAXは、契約すれば2年プラン・3年プランと契約期間が用意されているため、初めてWiMAXを契約するユーザーにとっては、不安に感じると思います。
Broad WiMAXのように、8日以内のキャンセル期間が設けられていれば、迷っている場合でも、とにかく一度実際に利用して試してみることができます。
Broad WiMAXのデメリット
料金面でこれだけお得なBroad WiMAXのデメリットにはどんなものがあるでしょうか?
初期費用無料キャンペーンを使えないとお得では無くなる
Broad WiMAXの魅力については、メリットの部分で触れましたが、料金面に関するメリットは全て初期費用無料キャンペーンありきです。
特別厳しい条件という訳ではありませんが、キャンペーンの適用外となる例をまとめてみましょう。
クレジットカードでの支払いができない
クレジットカードを持っていない場合や、登録できるカードがないという場合は、WiMAXの利用料金は銀行口座からの引き落としになります。
Broad WiMAXでも口座振替に対応はしていますが、初期費用無料キャンペーンの適用外となってしまいます。
WiMAXをどうしても口座振替で利用したいという場合は、BIGLOBE WiMAXがおすすめです。
auスマホ割を使いたい
WiMAXはauが親会社なので、auスマートバリューmineと言って、WiMAXを契約するとauのスマホ利用料金から割引を受けることができます。
auユーザーには、とてもお得なサービスなのですが、Broad WiMAXで利用しようとすると、初期費用無料キャンペーンの適用外となる上、WiMAXの月額料金割引も、UQ WiMAXと同額の料金になってしまいます。
こうなると、auスマホ割りを受ける意味がなくなってしまうため、auスマホ割りを利用したいという方は、Broad WiMAXの利用がデメリットになってしまいます。
WiMAXの契約に、auスマホ割りを利用したいという方は、auスマートバリューが使えて、さらにキャッシュバックももらえるGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。
オプションの加入忘れに注意
もう一つ初期費用無料キャンペーンを受けられない項目として、申し込み時のオプション加入があります。
安心サポートプラス(550円)と、My Broad サポート(907円)の2つのオプションは、必要がないと思っても、申し込み時には必ず加入している必要があります。
ただ、端末が到着し、回線が開通したらいつでも解約できるので、問題はないのですが、解約を忘れると、WiMAXの月額利用料金 + 1,457円を支払わないといけません。
Broad WiMAXに申し込んだら、オプションの解約忘れには十分注意しましょう。
公衆無線LANオプションがない
Broad WiMAXには、UQ WiMAXやGMOとくとくBB WiMAXにある、公衆無線LANオプションが用意されていません。
個人的には利用したことがないオプションですが、WiMAXを契約するとWi2やUQの公衆無線LANオプションが利用できます。
新幹線など、対応エリアで無線LANが使えるサービスなので、必須だという方には、Broad WiMAXはおすすめできません。
メリットとデメリットは料金面のみ
ここまでまとめてみると、Broad WiMAXを契約するメリットとデメリットは、どちらも料金面に関することが主になります。
速度面やサービス面では、どのプロバイダでWiMAXを契約しても、全く違いがないため、料金面で選ぶのが良いでしょう。
Broad WiMAXに関して言えば、クレジットカードで申し込み、月額最安プランで契約するなら、とにかく安い月額料金で、とてもお勧めできるプロバイダです。