WiMAXの申し込みを分かりやすく解説

WiMAXにクレードルは必要?クレードルが持つ機能をご紹介

WiMAXの契約を決め、どのルーターを選ぶか決めたら、クレードルをセットで購入するか選ぶ画面が出てきます。

WiMAXを始めて契約する方にとっては、クレードルというのは馴染みのないものかもしれません。

普通なら追加で購入しなくても最初から付属品として付いてきそうなものですが、WiMAXのクレードルに関しては追加で購入が必要で、しかも3,000円〜と見た目以上の価格で販売されています。

WiMAXのクレードルには、一体どんな機能がついているのでしょうか?

WiMAXの契約と同時にクレードルを購入しようかどうか迷っている方に、クレードルの特徴や機能について解説したいと思います。

WiMAXクレードルの機能とメリット

見た目には、わざわざ購入する必要があるとは思えないWiMAXのクレードルですが、実はWiMAXルーターと一緒に持っていれば便利な機能がいくつか存在します。

順番に見ていきましょう。

WX03のクレードルには拡張アンテナ機能

wx03-cradle

2016年12月2日に発売が開始されたNEC製のWiMAXルーターWX03に対応したクレードルには、WiMAXでは初の拡張アンテナ機能が搭載されています。

WiMAXルーターは、屋内では電波が掴みにくく、また固定回線で用いるWiFiルーターほど発信する電波も強くありません。

それらを補ってくれるのが拡張アンテナ機能で、クレードルにセットすることでWX03のアンテナを強化してくれます。

この機能が搭載されているのはWX03のクレードルだけなので、WX03を購入する際はこの機能のためだけでもクレードルセットを選ぶのがおすすめです。

WX03のクレードルにこうした新たな機能が搭載されたので、今後発売されるWiMAXルーターとクレードルにも様々な機能が搭載されていくことが期待されます。

モバイルルーターに有線LAN機能を

WiMAXのルーターは、novas Home+CAやUroad-Home2+などの固定回線タイプ以外は、基本的に持ち運びができるモバイルルーターです。

WiMAXのルーターはホームルーターや光回線などのルーターと違い、他の機器と接続して拡張できるポートが存在しません。

そこで活躍してくれるのがクレードルです。

WiMAXのクレードルは、その機種によってそれぞれクレードルが用意されていますが、そのどれもに有線LANポートが1つ付いています。

有線LANポートがあれば、クレードルとWiMAXルーターを接続した際に、WiMAXの回線を有線LANポートに出力することが可能です。

これは、例えばWiMAX+クレードルをセットした状態で、電波の強いWiFiルーターに繋げば、WiMAXの回線をWiFiルーターに乗せて、家中にネットワークを広げることができます。

当サイトの運営者は、WX02にクレードルをセットし、有線LANポートからAppleのAir Macに接続しています。

外出先ではWX02にWiFi接続してインターネットを使っていますが、自宅ではAir MacのWiFiに接続してインターネットを使用しています。

常にフル充電の状態を保てる専用台として

元々はこの機能がクレードルの一番の特徴だと思いますが、WiMAXルーターを常に充電できる専用台としてクレードルは機能します。

WiMAXルーターは全てUSB接続で充電するため、本来は一々ケーブルを挿して充電しなければいけません。

USBケーブルが表裏反対だったり、うまく挿さらなかったりと案外小さなストレスを受ける充電という作業が、クレードルを持っていると、解消されます。

家に帰ってきたら、決められた場所にWiMAXルーターをセットするだけで簡単に充電が開始されるので、充電をし忘れるということもありません。

また、ケーブルを探す手間もなく、挿す場所も決まっているため、とてもスムーズに充電の開始&終了が可能です。

2年間使用することを考えると少ない出費

WiMAXのクレードルは、そこまで高額ではありませんが、本当に必要か?と少し戸惑う価格設定です。

私は一度だけWiMAXルーターのクレードルを購入せずに2年間使用したことがありますが、それ以降は全てのWiMAXルーターとクレードルを一緒に購入しています。

WiMAXルーターは1度契約すると2年間使用する方がほとんどだと思うので、毎日の使用を考えるとクレードルを一緒に購入していた方が、便利です。

もちろんあまり家の中では使用せず、外出時だけモバイルルーターとして使用するという方には、あまり必要のないものかもしれないので、用途に合わせて選ぶのがおすすめです。